ちぢみ‐あが・る【縮(み)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 すっかりちぢんで小さくなる。「あの霜が来てみたまえ、桑の葉はたちまち—・って」〈藤村・千曲川のスケッチ〉 2 驚きや寒さ・恐怖などのため、からだがすくんで身動きできなくなる...
ちぢみ‐おり【縮織(り)】
撚(よ)りの強い横糸を用い、織り上げたのちに温湯でもんでちぢませ、布面全体にしぼを表した織物。明石産や越後産のものが有名。多くは夏着に用いる。ちぢみ。
ちぢみ‐かたびら【縮帷子】
縮織りで作った帷子。
ちぢみ‐こ・む【縮(み)込む】
[動マ五(四)] 1 ちぢんで中に入り込む。「殻の中に—・む」 2 恐怖・寒さなどで、からだや気持ちを小さくする。「恐ろしさのあまり—・む」
ちぢみ‐こんぶ【縮(み)昆布】
とろろ昆布の異称。
ちぢみ‐ざさ【縮笹】
イネ科の多年草。木陰に生え、高さ10〜30センチ。葉は笹に似て長楕円形で、縁が波打つ。
ちぢみ‐とそう【縮(み)塗装】
⇒結晶塗装
ちぢみ‐ふんたいとそう【縮(み)粉体塗装】
⇒結晶塗装
ちぢみやしんすけ【縮屋新助】
歌舞伎狂言「八幡祭小望月賑(はちまんまつりよみやのにぎわい)」の通称。また、その主人公。
ちぢ・む【縮む】
[動マ五(四)] 1 間が詰まったり中身が減ったりして、長さや面積・容積などが短くなったり小さくなったりする。「湯通しをして布が—・まないようにする」「風船が—・む」 2 期間・時間が短くなる...