ちょうじつ‐しょくぶつ【長日植物】
日照時間が長くなると花をつける植物。暗期が一定時間以下になると花芽を形成する。ホウレンソウ・アブラナ・小麦など、春から夏にかけて花の咲く植物に多い。→短日植物
ちょうじつ‐しょり【長日処理】
長日植物の開花を促したり、短日植物の開花を遅らせたりするために、照明などによって光を受けている時間を長くすること。
ちょうじ‐びき【丁子引き】
唐紙(からかみ)の地紙などに茶色の細い横線を引いたもの。
ちょうじ‐ぶろ【丁子風炉】
香炉に似た金属製または陶器製の風炉。これに釜(かま)をかけ、チョウジを煎(せん)じて香気を発散させる。防臭・防湿に用いた。
ちょう‐じめ【帳締め/帳〆】
帳簿の決算。「上半期の—をする」
ちょう‐じゃ【長者】
1 《「ちょうしゃ」とも》年上の人。また、目上の人。年長者。 2 《「ちょうしゃ」とも》徳のすぐれている人。また、穏やかな人。「そこは温厚の—だから、別段激した様子もなく」〈漱石・吾輩は猫である...
ちょう‐じゃ【諜者】
敵の内情などをひそかに探る者。スパイ。間者。
ちょうじゃ‐かがみ【長者鑑】
富豪の氏名を列記した長者番付に似たもの。「日本の—の五六番目にすわった男」〈蘆花・思出の記〉
ちょうじゃ‐がい【長者貝】
オキナエビスガイの別名。
ちょうじゃ‐き【長者記】
「長者鑑(かがみ)」に同じ。「親よりも次第に金銀を仕出かし、幾度の—にもはづれず」〈浮・新永代蔵・四〉