ワクチン【vaccine】
1 《牝牛の意のラテン語に由来し、牛痘の意》生体に免疫をつくらせて感染症を予防するために用いられる抗原。病原体あるいは細菌毒素の毒性を弱めるか失わせるかし、抗原性だけ残したもの。不活化または死菌...
オルニチン‐かいろ【オルニチン回路】
肝細胞内にあって尿素を合成する代謝回路。たんぱく質分解過程で生じる有毒なアンモニアが肝臓中のオルニチンと反応し、やがてアルギニンとなり、酵素アルギナーゼによって無毒な尿素とオルニチンとに分解され...
ちん【椿】
[人名用漢字] [音]チン(慣) チュン(呉)(漢) [訓]つばき 〈チン〉 1 木の名。センダン科の落葉樹。チャンチン。また、伝説中の長寿の大木。「椿寿・椿葉/大椿」 2 思いがけないこと。...
よんしゅ‐こんごうワクチン【四種混合ワクチン】
四つの病原菌に対するワクチンを混合したもの。三種混合ワクチン(DPT)に不活化ポリオワクチン(IPV)を混合したワクチン(DPT-IPV)など。→ディー‐ピー‐ティー(DPT) →アイ‐ピー‐ブ...
ピーシーブイ‐セブン【PCV7】
《7-valent pneumococcal conjugate vaccine》小児用肺炎球菌ワクチン。商品名プレベナー。日本では平成21年(2009)に認可された。7種類の肺炎球菌の莢膜(き...
ふかつか‐ワクチン【不活化ワクチン】
ワクチンのうち、抗原となるウイルスや細菌などの微生物を不活化し、毒性を弱めたもの。免疫の持続期間が短いため、一定の間隔をおいて数回の接種が必要となる。日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎などのワク...
ワクチンかぶ‐せんていかいぎ【ワクチン株選定会議】
1 次の流行期に主流となるインフルエンザウイルスを予測し、ワクチンに使用するウイルス株を推奨する、世界保健機関(WHO)の専門家会議。ワクチン株推奨会議。 2 1の発表を受けて、国内外での流行状...
いでんし‐ワクチン【遺伝子ワクチン】
病原体の抗原を発現する遺伝子を組み込んだワクチン。mRNAワクチン・DNAワクチン・ウイルスベクターワクチンが実用化されている。
ひと‐ぞく【ヒト族】
霊長目ヒト科ヒト亜科を構成する族の一つ。ヒト亜族とチンパンジー亜族に分かれる。630万年〜680万年前にゴリラとの共通の祖先から分岐したと推定される。 [補説]ヒト亜族にはヒト属のほかにチンパン...
トロポミオシン【tropomyosin】
横紋筋の収縮を制御する線維状たんぱく質。 [補説]トロポニンと結合し、アクチンフィラメントに巻きついている。筋肉が弛緩しているときは、アクチンとミオシンの結合部位をふさいでいる。筋肉に刺激が加わ...