キサントマチン【xanthommatine】
色素化合物オモクロームの一種。多くの昆虫の体表、眼、翅(はね)などに存在する。いわゆる赤トンボの鮮やかな発色はキサントマチンの還元反応によって生じることが知られている。
きょうしん‐ざい【強心剤】
衰弱した心臓の機能を高めるために使用する薬剤。ジギタリス製剤・キサンチン誘導体・ドーパミンなど。強心薬。
かん‐とう【竿灯】
8月3〜6日の夜、秋田市などで行われる七夕(たなばた)祭りの行事。また、それに用いる、たくさんの提灯(ちょうちん)をつけた竹ざお。肩・額・腰などにのせて練り歩き、その技を競い合う。《季 秋》
くびふり‐しばい【首振り芝居】
京坂で起こった歌舞伎の一様式。義太夫狂言を、せりふを言わず、浄瑠璃に合わせて身振りだけで演じるもの。天明(1781〜1789)ごろから明治期まで、主にちんこ芝居で行われた。身振り狂言。
グミ【(ドイツ)Gummi】
《ゴムの意》ゼラチン・砂糖・水飴(みずあめ)を材料とし、果汁などの味をつけ、ゴムのように弾力のある形に固めた菓子。グミキャンデー。
グヌンガディン‐こくりつこうえん【グヌンガディン国立公園】
《Gunung Gading National Park》マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州にある国立公園。クチンの西約80キロメートルに位置する。ガディン山(906メートル)を中心に熱帯...
クバ‐こくりつこうえん【クバ国立公園】
《Kubah National Park》マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州にある国立公園。クチンの北西約30キロメートルに位置する。セラピ山を囲む熱帯雨林に川が蛇行して流れ、多種多様なヤ...
靴(くつ)新(あたら)しと雖(いえど)も首(くび)に加(くわ)えず
《「史記」儒林伝から》上下・貴賤の区別はきちんと守られなければならないというたとえ。
クラーレ【(スペイン)curare】
マチン科またはツヅラフジ科植物からとった猛毒の樹液。数種のアルカロイドを含み、運動神経を麻痺(まひ)させ、筋肉を弛緩(しかん)させる。南アメリカ先住民が毒矢に用いた。麻酔薬や薬理学研究に利用。クラレ。
クチクラ【(ラテン)cuticula】
生物の体表にできる堅い膜。水分の放散を抑えたり、体を保護したりする。植物ではクチン・ろうなどからなり葉の表面に、動物では硬たんぱく質が主成分で昆虫・甲殻類などの体表にみられる。角皮(かくひ)。キ...