このした‐がく・る【木の下隠る】
[動ラ四]木の下の陰に隠れる。「秋山の—・り行く水のわれこそまさめおもほすよりは」〈万・九二〉 [動ラ下二]に同じ。「—・れ行く水の浅き心にまかせつつかき集めたるくち葉には」〈新勅撰・雑五〉
こぬすびと【子盗人】
狂言。盗みに入った男が、寝かしてある幼児のかわいらしさにひかれ、抱いたり、あやしたりしているうちに乳母に見つかる。
こ‐はく【琥珀】
1 地質時代の樹脂の化石。黄色で半透明、樹脂光沢があり、非晶質。しばしば昆虫などの入ったものも見つかる。アクセサリーなどに利用。赤玉。 2 「琥珀織(おり)」の略。
コノドント【conodont】
カンブリア紀から三畳紀までの海成層から見つかる微小な化石。魚の歯のような形をし、大きさは1ミリ前後。重要な示準化石。
コピー‐しょうひん【コピー商品】
有名ブランドの商品とそっくりに作った、にせもの。素人には見分けのつかないこともある。コピー商品の製造・販売は知的財産権の侵害として処罰の対象となる。
ことり‐づかい【部領使】
1 「部領(ことり)1」に同じ。 2 防人(さきもり)の交替にあたり、東国の防人を筑紫まで引率する使い。防人部領使。「防人—遠江国の史生(ししゃう)坂本朝臣人上」〈万・四三二七・左注〉 3 相撲...
ご‐ぶぎょう【五奉行】
豊臣政権下の職名。五大老の下にあって、重要な政務を処理した五人の奉行。浅野長政・前田玄以・石田三成・増田長盛(ましたながもり)・長束正家(なつかまさいえ)の五人。→五大老
こ‐ぶ【戸部】
1 古代中国の六部(りくぶ)の一。戸口(ここう)・田賦(でんぷ)・財政などをつかさどった。 2 民部省の唐名。こほう。
こにだ‐ぶぎょう【小荷駄奉行】
室町時代、行軍のとき、隊列の最後尾にあって、兵糧・武器の輸送の指揮や配分をつかさどった役。小荷駄押さえ。
こと‐づか・る【言付かる/託かる】
[動ラ五(四)]伝言したり、品物などを渡したりすることを、人から頼まれる。言いつかる。ことづけられる。「父への手紙を—・る」「帰社が遅くなると同僚から—・った」