けなり‐が・る【異なりがる】
[動ラ四]《形容詞「けなりい」の語幹に接尾語「がる」の付いたもの》うらやましく思う。「芸子に目をつかはせ、下なる見物に—・らせける」〈浮・胸算用・三〉
グムンデン【Gmunden】
オーストリア中部、ザルツカンマーグート地方の町。トラウン湖の北端に面する観光保養地。陶器(グムンデン焼)の産地として知られる。同国最大の陶器メーカー、グムンドナーケラミック社の工場や10世紀創建...
くみ‐わけ【組分け】
[名](スル)人・物をいくつかの組に分けること。「新入生を—する」
くも‐の‐うら【雲の裏】
雲の裏のほう。人の目につかない所のたとえ。「禅師の大徳、—、海の外にも聞こえて」〈読・雨月・青頭巾〉
くもい‐はるか【雲居遥か】
[連語] 1 非常に遠く離れているさま。「ちはやぶる神にもあらぬ我が仲の—になりもゆくかな」〈後撰・恋六〉 2 及びもつかないさま。「逢ふことは—になるかみの音に聞きつつ恋ひわたるかな」〈古今・...
く‐もん【公文】
1 律令時代の公文書(こうぶんしょ)の総称。諸国から中央政府に出した大計帳・正税帳・朝集帳・調庸帳を特に四度(しど)の公文という。 2 中世、荘園の文書の取り扱い、年貢の徴収などをつかさどった荘...
くみ‐て【組(み)手】
1 相撲で四つに組んだ状態。「—は左四つ」 2 柔道で、相手との組み方。特に、技を仕掛けるために相手の道着の襟(えり)と袖(そで)をつかむこと。「—争い」 3 空手や拳法で、相手と攻防の技を一連...
くら‐おかみ【闇龗】
《「くら」は谷、「おかみ」は竜神の意》記紀神話で、高龗(たかおかみ)とともに水をつかさどる竜神。京都の貴船(きぶね)神社奥宮の祭神。
くやし・い【悔しい/口惜しい】
[形][文]くや・し[シク] 1 物事が思うとおりにならなかったり、はずかしめを受けたりして、あきらめがつかず、腹立たしい気持ちだ。残念でたまらない。「負けて—・い思いをする」「—・かったら見返...
くみ‐まち【組町】
中世末期から近世初期、いくつかの町が集まって組をつくり、町政・行事を行った自治組織。京都の町衆によるものなどが知られる。