つづみ【鼓】
1 古く日本で、中空の胴に皮を張って打ち鳴らす楽器の総称。 2 中央が細くくびれた木製の胴の両端に皮を当てて、ひもで締めた打楽器。能楽・歌舞伎囃子(ばやし)などの大鼓・小鼓、雅楽の三の鼓などがあ...
つづみ‐うた【鼓唄】
長唄・浄瑠璃などで使われる特殊な演奏法。主に鼓を伴奏にしてうたうもの。義太夫節では、三味線が鼓の音色を模倣して奏する。
つづみ‐ぐさ【鼓草】
タンポポの別名。
つづみ‐ボタン【鼓ボタン】
二つのボタンを裏合わせにつないで鼓のような形にしたもの。カフスボタンのように、両方のボタン穴に通して掛け合わせる。
つづみ‐も【鼓藻】
ツヅミモ属の緑藻。淡水性。単細胞で、中央がくびれた鼓形をしている。くびれた部分が切れてふえ、また2個体が接合子をつくってふえる。