が‐れき【瓦礫】
1 かわらと小石。破壊された建造物の破片など。「—の山と化す」 2 値うちのないもの、つまらないもののたとえ。「風流才子復た—の訳書を待たず」〈織田訳・花柳春話〉
騏驥(きき)の跼躅(きょくちょく)は駑馬(どば)の安歩(あんぽ)に如(し)かず
《「史記」淮陰侯伝から》すぐれた馬もぐずぐずしていれば、つまらない馬が静かに歩み続けるのに及ばない。すぐれた人も怠けていれば、平凡な人が努力するのに及ばないというたとえ。
きたな・む【汚む/穢む】
[動マ四]きたないと思う。けがらわしいもの、つまらないものとして嫌い、軽蔑する。「この病者に至りては、厭ひ—・む人のみありて」〈発心集・四〉
くち‐あらそい【口争い】
[名](スル)言い争うこと。口げんか。口論。「つまらないことで—する」
くち‐おし・い【口惜しい】
[形][文]くちを・し[シク] 1 思うようにいかなかったり大切なものを失ったりして残念に思うさま。また、いまいましく思うさま。くやしい。「こんな結果になるなんて—・いことだ」 2 対象が期待外...
くち‐げんか【口喧嘩】
[名](スル)激しい言葉でののしり合うこと。言い争い。口論。「つまらないことで—する」
ぐだ‐ぐだ
[副](スル) 1 同じことを何度も繰り返したり、つまらないことを長々としつこくしゃべったりするさま。くどくど。くだくだ。「—(と)言い訳を続ける」 2 無気力でやる気のなさそうなさま。気分な...
けん‐きん【献芹】
1 《「列子」楊朱から。つまらない野草のセリを差し上げる意》物を贈ることをへりくだっていう語。「この賄(まひな)ひ—少しとどめられよかし」〈愚管抄・七〉 2 君主に忠義を尽くすこと。また、それを...
溝涜(こうとく)に縊(くび)る
《「論語」憲問から》みずから首を締め、みぞに落ちて死ぬ。つまらない死に方のたとえ。
蝙蝠(こうもり)も鳥(とり)のうち
コウモリも飛ぶからには鳥の類である。つまらない者が、賢者の中に交じっていることのたとえ。また、取るに足りないものでも、仲間の一部であることのたとえ。