まき‐あ・げる【巻(き)上げる/捲き上げる/巻(き)揚げる】
[動ガ下一][文]まきあ・ぐ[ガ下二] 1 巻いて上へあげる。「帆を—・げる」「釣り糸を—・げる」 2 くるくる舞うように上へあげる。「つむじ風がほこりを—・げる」 3 おどしたり、だましたりし...
臍(へそ)を曲(ま)・げる
機嫌をそこねて意固地になる。また、気に入らないことがあってわざと意地悪する。つむじを曲げる。「つまらないことですぐ—・げる」
ふう‐がい【風害】
強風や旋風(つむじかぜ)、竜巻などによる被害。
へそ‐まがり【臍曲(が)り】
[名・形動]ひねくれていて素直でないこと。また、そのさまや、そのような人。偏屈。あまのじゃく。つむじまがり。「あんな—は初めてだ」「—なことを言うな」
飄風(ひょうふう)は朝(ちょう)を終(お)えず驟雨(しゅうう)は日(ひ)を終(お)えず
《「老子」二三章から》つむじ風が朝の間じゅう吹きつづけることはないし、にわか雨が一日じゅう降りつづけることもない。不自然な出来事は長くは続かないというたとえ。
ひん‐ま・げる【ひん曲げる】
[動ガ下一] 1 力ずくで曲げる。ひどく曲げる。「鉄柱を—・げる」「つむじを—・げる」 2 事実などをひどく違える。ひどく歪曲(わいきょく)する。「話を—・げて伝える」
ひょう‐ふう【飄風/飆風】
急に激しく吹く風。つむじかぜ。はやて。「僕は唯—に遇ったように、烈しく強く引きずり廻されているんだ」〈有島・宣言〉
てんぐ‐かぜ【天狗風】
突然はげしく吹きおろす旋風。つむじかぜ。
トゥールビヨン【(フランス)tourbillon】
《渦、つむじ風の意》機械時計の機構の一。時計の面の向きにかかわらず、ぜんまいが一定の速度で動くように調整するもの。
はな‐まがり【鼻曲(が)り】
1 鼻筋が曲がっていること。 2 つむじまがり。へそまがり。 3 生殖期になり、吻(ふん)の部分が突き出て曲がった雄のサケ。