ていさん‐しょう【低酸症】
⇒胃酸欠乏症
ていさんそ‐おうとう【低酸素応答】
体内で酸素不足の状態にある細胞が示す適応。細胞が周囲の酸素濃度の低下を感知すると、低酸素誘導因子(HIF(ヒフ))が誘導され、酸素の運搬能力を上げるよう、血管の新生と分化、細胞の増殖を促す。 [...
ていさんそおうとう‐いんし【低酸素応答因子】
⇒低酸素誘導因子
ていさんそ‐けっしょう【低酸素血症】
動脈血中の酸素が不足した状態。原因として、肺胞低換気・換気血流比不均衡・拡散障害・右左シャントなどがある。チアノーゼ、手足の冷え、頻脈、呼吸困難、言語障害・意識障害どの症状があらわれ、低酸素状態...
ていさんそ‐しょう【低酸素症】
生体の組織中の酸素が欠乏している状態。肺機能の低下、動脈血中の酸素分圧の低下、血液の酸素運搬能力の低下や血流障害などによって起こる。ハイポキシア。
ていさんそせい‐のうしょう【低酸素性脳症】
⇒低酸素脳症
ていさんそ‐のうしょう【低酸素脳症】
循環器や呼吸器の不全により、酸素の供給が不足し、脳に障害をきたした状態。心筋梗塞・心停止・窒息などが原因となって起こる。心停止が3〜5分以上続くと、呼吸が再開しても重篤な脳障害(蘇生後脳症)が残...
ていさんそゆうどう‐いんし【低酸素誘導因子】
体内で酸素不足の状態にある細胞が示す低酸素応答とよばれる適応を促すたんぱく質の総称。酸素濃度が正常な環境においても常時産生され、プロテアソームによってただちに分解される。一方、酸素濃度が低くなる...