はしり‐こくら【走り競】
《「はしりごくら」「はしりこぐら」とも》「走り競(くら)べ」に同じ。「今一勝負と申してござれば、—を致さうと申しまするが」〈虎寛狂・伯養〉
ねん‐ばらし【念晴(ら)し】
疑念やわだかまりなどを晴らすこと。あきらめをつけること。「それじゃ—に行ってごらんなさいまし」〈秋声・足迹〉
ねびきのまつ【根曳の松】
地歌・箏曲。手事物(てごともの)。松本一翁作詞、三橋勾当作曲。文化・文政(1804〜1830)ごろ成立。上方の初春の情景をうたったもの。
とりおい【鳥追】
地歌・箏曲(そうきょく)。南枝作詞、松浦検校作曲。謡曲「鳥追舟」の詞章を取り入れた手事物(てごともの)。
謡曲「鳥追舟」の宝生流における名称。
どれ‐どれ【何れ何れ】
[代]《代名詞「どれ」を重ねて強めた語》 1 不特定の事物をさす。「—と言ってもらえば、それをお出しします」 2 (「どれどれも」の形で)すべての者。みんな。「—もことのほか成人いたして」〈狂...
どれ【何れ】
[代]不定称の指示代名詞。 1 限定されたものの中から選び出すものをさす。どのこと。どのもの。「テーマを—にしようか迷う」「—でも好きなのを選びなさい」 2 不明・不特定の場所をさす。どこ。「...
なつのきょく【夏の曲】
箏曲(そうきょく)。嘉永・安政(1848〜1860)ごろ、2世吉沢検校が作曲した古今組の一。古今集の夏の部から4首を選んで歌詞としたもの。明治中期に松坂春栄が手事(てごと)を作曲、挿入した。
ドロップ‐ゴール【drop goal】
ラグビーで、ドロップキックによってゴールすること。3点が入る。
ニート【neat】
[形動]ごてごてした飾りがなく、すっきりしているさま。「—なファッション」
ねち‐もの【ねち者】
ごたごた言って人を困らせ、ゆする者。ねだり者。「こなさんが親ぢゃと言うてござっては、—に成ります」〈伎・壬生大念仏〉