あん‐ぺい【安平】
[名・形動ナリ]《「あんべい」とも》 1 安らかで穏やかなこと。また、そのさま。「四海の—、掌(たなごころ)の内に照らし」〈浄・吉野忠信〉 2 むずかしくないこと。また、そのさま。安易。「さては...
いい‐あり・く【言ひ歩く】
[動カ四]しばしば通っていっては言葉をかける。言い寄る。「かうこの中将の—・きけるを、言(こと)多く言ひなれたらむ方にぞなびかむかし」〈源・末摘花〉
胃(い)に穴(あな)があ・く
疲労や心労などの蓄積により、極度に疲弊・困憊(こんぱい)した状態であることのたとえ。「—・くほど成績不振に苦しむ」 [補説]実際の症状としては「胃穿孔(いせんこう)」という。
いいで‐さん【飯豊山】
山形・新潟・福島の県境にある山。標高2105メートル。山頂近くに飯豊山神社があり、農業の神をまつる。磐梯(ばんだい)朝日国立公園に属する。かつては女人禁制の山だった。
いい‐わけ【言(い)訳/言(い)分け】
[名](スル) 1 そうせざるをえなかった事情を説明して、了解を求めること。弁解。弁明。「遅刻の—」「いまさら—してもおそい」 2 (言い分け)言葉を別々の意味に分けて使うこと。 3 物事の筋道...
いしがけ‐ちょう【石崖蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張5.5〜6センチ。翅を広げて止まり、翅は白色の地に地図状の黒褐色のすじがある。九州・四国からアジアの熱帯に分布。《季 春》
いこま‐さんち【生駒山地】
大阪府と奈良県の境にある山地。南北約30キロメートル、東西約5キロメートル。標高300〜400メートルの比較的ゆるやかな山が連なり、南の金剛山地に続く。主峰は生駒山。大阪平野側の西斜面は急傾斜、...
いこう‐こうたい【移行抗体】
母親から子供へ胎盤(反芻(はんすう)類は初乳も含む)を介して移行した抗体。自らの免疫機構が発達するまでの生後数か月間、新生児の血液中で抗体としてはたらく。
いざ知(し)らず
《「いさ知らず」の「いさ」と感動詞「いざ」との混同によってできたもの》…についてはよくわからないが。…はともかくとして。「昔は—、現在こんな事を信じる者はいない」
いくじ‐きゅうぎょう【育児休業】
法律に基づいて労働者が育児のために一定期間取得できる休業。また、その制度。養育する1歳に満たない子の育児について、事業主に申し出ることで取得できる。育児介護休業法による。企業によっては法律の規定...