てんしょう【天正】
安土桃山時代、正親町(おおぎまち)天皇・後陽成天皇の時の年号。1573年7月28日〜1592年12月8日。
てんしょう【天承】
《「てんじょう」とも》平安後期、崇徳天皇の時の年号。1131年1月29日〜1132年8月11日。
てん‐しょう【天象】
1 日・月・星などにみられる現象。天体の現象。「—儀」 2 空模様。
てん‐しょう【典章】
規則。制度。「必ず確定したる—条約に本きて」〈西周訳・万国公法〉
てん‐しょう【典掌】
[名](スル)つかさどること。「政務を—する」
てん‐しょう【転生】
[名](スル)生まれ変わること。転じて、環境や生活を一変させること。てんせい。「輪廻(りんね)—」「新しいもっと明るい生活に—しようと願い」〈志賀・暗夜行路〉
てん‐しょう【諂笑】
追従(ついしょう)笑いをすること。「脅肩—を以て職と為し」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
てんしょう‐おおばん【天正大判】
天正16年(1588)豊臣秀吉が彫金師の後藤徳乗に命じて鋳造させた金貨。縦5寸6分(約17センチ)、横3寸3分(約10センチ)余り。重さ44匁(約165グラム)。表面に「拾両」「後藤」と花押の墨...
てんしょうおんながっせん【天正女合戦】
海音寺潮五郎の歴史小説。豊臣秀吉と千利休をテーマにした作品。昭和11年(1936)発表。同年、「武道伝来記」とともに第3回直木賞受賞。
てんしょう‐カルタ【天正カルタ】
ポルトガル人がもたらしたもので、天正年間(1573〜1592)に流行したカルタ。4種の札おのおの12枚、計48枚で遊ぶ。→ウンスンカルタ