てぐす‐が【天蚕糸蛾】
テグスサンの別名。
てぐす‐さん【天蚕糸蚕】
1 ヤママユガ科の昆虫。翅(はね)の開張9〜12センチ、全体に淡褐色。幼虫はフウ・クスノキなどの葉を食う。幼虫の絹糸腺からてぐすをとるため、飼育された。中国大陸南部・海南島などに分布。楓蚕(ふう...
て‐ぐすね【手薬練/手薬煉】
手に薬練を塗ること。
手薬練(てぐすね)引(ひ)・く
1 十分用意して待ちかまえる。準備して機会を待つ。「—・いて待ち受ける」 2 滑りをとめて弓返りを防ぐため、弓手に薬練を塗る。「—・き、そぞろ引いてぞ向かひたる」〈保元・中〉
て‐ぐそく【手具足】
「手道具」に同じ。〈日葡〉
て‐ぐみ【手組(み)】
1 手で組むこと。「—のゲラ」 2 軍陣で、数人で組をつくること。隊を組むこと。「三人—して寄る所を」〈保元・下〉 3 仲間。連中。「いつもの—の客まじりに」〈浮・男色大鑑・七〉 4 物事を行う...
てぐら‐まぐら
[名・形動ナリ]その場しのぎに事をすること。また、そのさま。「阿弥陀仏まで質屋へとばし—にととのへ」〈浄・女楠〉
て‐ぐり【手繰り】
1 手でくること。たぐり。 2 次々と手から手へ受け渡して物を運ぶこと。「荷物を—で収納する」 3 「手繰り網」の略。
てぐり‐あみ【手繰り網】
引き網の一。水底の魚を囲んで巻き取り、引き綱で船に引き上げる漁法。また、その網。
てぐり‐いと【手繰り糸】
手で繰り取った糸。