でぐちのやなぎ【出口の柳】
地歌。宇治加賀掾作の浄瑠璃の一部をとって、宝永(1704〜1711)ごろに初世杵屋長五郎が作曲。狩野元信と傾城(けいせい)遠山の伝説によっており、歌祭文(うたざいもん)の曲節を取り入れている。
でぐち‐べん【出口弁】
容器・管路の気体・液体を排出する所に取り付けた弁。
でく‐つかい【木偶遣い】
胸につるした人形箱の上で人形をあやつる大道芸人。傀儡師(かいらいし)。でくまわし。また、操り浄瑠璃芝居の人形遣い。
でく‐でく
[副]肥満しているさま。でぶでぶ。「—肥ったお婆さん」〈小杉天外・初すがた〉
でく‐の‐ぼう【木偶の坊】
1 人形。あやつり人形。でく。 2 役に立たない人。気のきかない人。人のいいなりになっている人。また、そのような人をののしっていう語。「この—め」
デクパージュ【(フランス)découpage】
切り抜き細工。紙の切り抜きを板などに貼り付け、仕上げにワニスを塗る技法。また、その作品。生活調度品の装飾のために17世紀フランスで始まった。デコパージュ。
でくま‐ひくま【凸間凹間】
出っ張った所とへこんだ所。でこぼこ。「屋根にでえぶ—のあるうちだ」〈滑・膝栗毛・初〉
デクララシオン【Déclaration】
⇒超現実派の散歩
デクリメント【decrement】
コンピューターのプログラムなどにおいて、整数型の変数の値を1減らす処理のこと。⇔インクリメント。
でくる‐ぼう【出狂坊/出来坊】
「木偶(でく)の坊(ぼう)1」に同じ。「六段ながらの—動き出でける」〈浮・一代男・五〉