あと‐の‐まつり【後の祭(り)】
1 祭りのすんだ翌日。また、その日、神饌(しんせん)を下ろして飲食すること。後宴。 2 祭りのあとの山車(だし)のように、時機遅れで、むだなこと。手遅れ。「今さら悔やんでも—だ」
あし‐ぬき【足抜き】
[名](スル) 1 芸妓や娼妓などが前借り金を清算しないで逃げること。あしぬけ。「—でもされてはと思ってんのかな」〈高見・人間〉 2 つらい状況・境遇などから抜け出すこと。「—がならぬさうにぞみ...
あした【明日】
《「あした(朝)2」から転じた語》今日の次の日。あす。みょうにち。 [用法]あした・あす——「あした」は「あした天気になあれ」「あしたはあしたの風が吹く」のように、最も日常的に用いられる。◇「あ...
あし‐まめ【足忠実】
[名・形動]めんどうがらないで、気軽に出歩くこと。また、そのさまや、そういう人。「—にどこへでも行く」
あし‐ぶね【葦舟】
1 葦や藺草(いぐさ)などを束ねてつくった小さい舟。最も原始的な舟で、古代のエジプト・インド・中国などで用いられた。日本でも古事記に水蛭子(ひるこ)をこの舟に乗せて流した話がある。ペルーとボリビ...
あずけ‐ぎん【預け銀】
江戸時代、いつでも返済の請求ができるという契約で貸した金。あずけがね。「売り掛け—に損すること」〈浮・敗毒散・一〉
あ‐たいりく【亜大陸】
1 大きな半島などのように、大陸の一部で、地理的に他の部分と区別される一区画。「インド—」 2 大陸ではないが、島の中でも比較的大きなもの。グリーンランドなど。
アズラック‐じょう【アズラック城】
《Qasr Azraq》ヨルダン東部の町アズラックにある城塞跡。古代ローマ時代の要塞に起源し、近隣のオアシス(現在のアズラック湿原保護区一帯)を防備する拠点として東ローマ帝国、ウマイヤ朝、マムル...
あずま‐びと【東人】
東国の人。田舎者の意を含んでもいう。あずまうど。あずまど。「破(わ)り子や何やと、こなたにも入れたるを、—どもにも食はせ」〈源・宿木〉
アストリア【Astoria】
米国オレゴン州北西端、コロンビア川の河口に面する町。1811年に入植が始まり、現在でも19世紀の街並みが残されている。開拓を記念する塔、アストリアコラムや、同州とワシントン州を結ぶアストリアブ...