いじ‐くさり【意地腐り】
心根が卑しく、節操のないこと。また、その人。いくじなし。「そなたのやうな—に、小判の梃子(てこ)でも動(いご)く女郎ぢゃないぞや」〈浄・寿の門松〉
いじてき‐しゆうどうたい【異時的雌雄同体】
雌雄同体の生物のうち、成長過程で雄から雌、または雌から雄に性転換し、一生の間に雌雄両方の性で繁殖できる生物。雌から雄に転換する雌性先熟(ベラ・ブダイ・エゾフネガイなど)、雄から雌に転換する雄性先...
石橋(いしばし)を叩(たた)いて渡(わた)る
堅固に見える石橋でも、なお、安全を確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。
いしうす‐げい【石臼芸】
芸事は何でもやるが、荒っぽくて一つもすぐれたものがないこと。また、その芸。碾(ひ)き臼芸。→茶臼芸
イシマンガリソ‐しっちこうえん【イシマンガリソ湿地公園】
《iSimangaliso Wetland Park》南アフリカ北東部、モザンビークに近いインド洋沿岸に広がる公園。いくつもの自然保護区からなる。湖・湿原・砂浜・サンゴ礁など地形は変化に富み、豊...
いし‐びや【石火矢/石火箭】
1 石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。 2 近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。「江戸屋勝二郎というては—でも崩れまい」〈浄・淀鯉〉
いじ‐ば・る【意地張る】
[動ラ五(四)]自分の考えをどこまでも通そうとする。我(が)を張る。意地を張る。「『当方はどうしても頂戴して置きます』と—・った」〈露伴・骨董〉
石亀(いしがめ)の地団駄(じだんだ)
《「雁(がん)が飛べば石亀も地団駄」の略》身の程を考えないで、他をまねようと力んでも限界があることのたとえ。石亀も地団駄。
いさはや‐わん【諫早湾】
九州西部、有明海南西部にある内湾。日本でも有数の干潟が広がり、貝やノリの養殖が盛んであったが、平成元年(1989)防災と農地造成を目標に農水省が干拓事業を始め、平成9年(1997)堤防水門を閉鎖...
いさ‐や
《「や」は間投助詞》 [副] 1 さあどうだか。→いさ
1「—また変はるも知らず今こそは人の心をみてもならはめ」〈和泉式部集・下〉 2 さあどうだかわからない。→いさ
2「歌の道のみ、古(いに...