いさまし・い【勇ましい】
[形][文]いさま・し[シク]《動詞「いさ(勇)む」の形容詞化》 1 意気が盛んで勢いがあり、恐れずに危険や困難に向かっていくさま。勇敢なさま。「強敵に—・く立ち向かう」「—・い英雄の物語」 2...
石(いし)に立(た)つ矢(や)
一念を込めてやれば、どんなことでもできることをいうたとえ。漢の李広が石を虎と見誤って矢を射たところ、矢が石に立ったという「史記」李広伝の故事による。
い‐さん【違算】
1 計算ちがい。 2 計画の立てそこない。見込みちがい。「大きな失望ととんでもない—を生ずる心配が少ない」〈寅彦・案内者〉
石(いし)の上(うえ)にも三年(さんねん)
冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。
意地(いじ)に掛(か)か・る
無理にでも自分の意地を押し通そうとする。意地になる。「—・っても事の真相を知りたくなってるんだ」〈里見弴・今年竹〉
意地(いじ)でも
行きがかり上、無理にでも。意地になって。「—完成させよう」
言(い)うに及(およ)ばず
言うまでもない。もちろんのことだ。「国内は—、海外にまで知られた作曲家」
いい‐とお・す【言(い)通す】
[動サ五(四)]ずっと同じことを言う。どこまでも主張する。言い張る。「自説を曲げずに—・す」
アリアンナのなげき【アリアンナの嘆き】
モンテベルディのオペラ「アリアンナ」で歌われるアリアの通称。1608年初演。「私を死なせてください」の題でも知られる。
あろうこと‐か【有ろう事か】
[連語]《あってよいことか、の意》とんでもないことに。けしからんことに。「—、大恩ある人をだましてしまった」