ハーディ‐ガーディ【hurdy-gurdy】
ハンドル付きの木製の円盤を回転させて弦をこする擦弦楽器。共鳴胴に付けられた鍵盤(けんばん)を押さえて旋律を奏する。10世紀ごろヨーロッパに現れ、13世紀までは教会などでも用いられたが、それ以後は...
はいふうやなぎだる【誹風柳多留】
川柳集。167編。呉陵軒可有(ごりょうけんあるべし)ほか編。明和2〜天保11年(1765〜1840)刊。初世柄井川柳以下5世までの撰。万句合(まんくあわせ)から、前句なしでも独立した秀句を集めた...
バイロイトへんきょうはく‐かげきじょう【バイロイト辺境伯歌劇場】
《Markgräfliches Opernhaus Bayreuth》ドイツ中南部、バイエルン州の都市バイロイトにある劇場。18世紀半ばにブランデンブルク=バイロイト辺境伯夫人ウィルヘルミーネの...
のら‐ワイファイ【野良Wi-Fi】
暗号化やパスワードなどのセキュリティー上の管理がなされておらず、だれでも無料で利用できる状態にある無線LANアクセスポイントの俗称。野良アクセスポイント。野良AP。野良ホットスポット。野良電波。...
ばくめい‐き【爆鳴気】
水素2容積と酸素1容積との混合気体。点火すると爆音を発して反応し、大量の熱を発する。水素爆鳴気(酸水素爆鳴気)ともいう。同様に塩素と水素各1容積の混合気体でも起こり、塩素爆鳴気という。
はく‐びしん【白鼻心】
ジャコウネコ科の哺乳類。猫大で、尾が長く、四肢は短い。体は褐色で、額から鼻すじを通る白帯がある。夜行性で、ネズミ・昆虫・木の実などを食べる。東南アジアに分布。日本でも本州中部以北と四国でみられる...
はげのおんなかしゅ【禿の女歌手】
《原題、(フランス)La cantatrice chauve》イヨネスコの処女戯曲。1幕の散文喜劇で、副題を「反戯曲(アンチピエス)」とする。典型的な英国人夫妻のとりとめのない会話が徐々に崩壊し...
ばくれつ‐だん【爆裂弾】
爆弾の古い言い方。「家のなかに—でもあるように」〈宇野浩二・苦の世界〉
はけん‐ぎり【派遣切り】
企業が経営悪化などを理由に派遣契約を一方的に打ち切り、派遣社員が職を失うこと。派遣先の企業が、派遣元の人材派遣会社と結んだ労働者派遣契約を期間満了前に解除することにより、派遣労働者が人材派遣会社...
はくさん‐ろ【博山炉】
中国、漢代に始まる香炉の一。多く青銅製または陶製の高坏(たかつき)状で、山岳をかたどったふたがつき、軸部の下に海を表す承盤(皿)がある。日本でも奈良時代に用いられた。