くもいのきょく【雲井の曲】
箏曲(そうきょく)の組歌の一。八橋検校作曲。慶安年間(1648〜1652)成立。曲名の由来には、歌詞に「雲井に響く鳴神の」とあるからという説と、調弦が雲井調子であるからという説とがある。
こ‐か【胡笳】
中国古代北方民族の胡人が吹いたという、葦(あし)の葉で作った笛。
琴の曲名。
の調べを琴の曲としたもの。胡の国に長く捕らわれていた後漢の蔡琰(さいえん)の作という。
こくさい‐とっきょ【国際特許】
1 ある発明の特許を複数の国に申請したもの。審査は各国別に行われる。 2 一つの国で認められた特許が、他の国でも無審査で認められるという制度。世界特許。 [補説]2は構想段階の概念であり、現状、...
ゴールデン‐パラシュート【golden parachute】
企業が買収される際、その企業の経営者が巨額の退職金を受け取り経営権を引き渡すこと。企業が乗っ取られても、経営者は退職金というパラシュートを用いて無事脱出できる、という意から。
此処(ここ)一番(いちばん)
ここで勝たなければなにもならない、という勝負どころ。最高にがんばるべきところ。「—という時に実力を出す」
こくさく‐の‐きよう【告朔の餼羊】
《魯(ろ)の国で、告朔の意義が廃れて羊を供える儀礼の形式だけが残っていたので、子貢が形式だけのいけにえはやめるべきだと言ったとき、孔子が、告朔の儀式が全く滅びることを惜しんで反対したという「論語...
こしき‐おとし【甑落(と)し】
《「甑」と「腰気(こしき)」とが同音であるところからという》天皇家や公家で、安産のまじないとして、御殿の棟から甑を庭に落とすこと。男子のときは南へ、女子のときは北へ落とすという。
こうたいせい‐てんこうはんのう【交替性転向反応】
連続する分岐点があるとき、最初の分岐で右に曲がると、次は左、その次は右というように、高い確率で左右交互に曲がるという、動物の習性。天敵から逃げるための行動と考えられている。
後生(ごしょう)は徳(とく)の余(あま)り
一生懸命に徳行を積めば、おのずから極楽往生の願いもかなえられるものであるということ。一説には、後生を願うための信心も、暮らし向きに余裕があってこそできるということ。
こどく‐かん【孤独感】
自分はひとりぼっちだという感覚。心の通じ合う人がなく寂しいという気持ち。「留学先で周囲にとけ込めずに—をいだく」