心(こころ)に垣(かき)をせよ
油断をしないで用心せよ。用心を怠ることのないようにといういましめ。
こころえ‐がお【心得顔】
[名・形動]よく知っているというような顔つき、そぶり。「—に振る舞う」
こころ‐がけ【心掛け/心懸け】
1 ふだんの心の持ち方。「—がよくない」「ふだんの—しだいである」 2 たしなみ。心得。「有っても一向—のございません僕なんざ、…つい気がつかないで了います」〈鏡花・婦系図〉 [用法]心がけ・心...
後家(ごけ)の頑張(がんば)り
夫と死別した女性が、一家の生活を支えるためになりふりかまわず奮闘すること。力不足だが精一杯やっていることのたとえにも使う。後家の踏ん張り。「彼の仕事は—というものさ」
虚仮(こけ)の後思案(あとじあん)
愚かな者は、必要なときに知恵が出ず、事が過ぎてから考えが浮かぶものであるということ。下種(げす)のあと知恵。
こきん‐ぐみ【古今組】
箏曲(そうきょく)で、幕末に名古屋の2世吉沢検校が、古今集の和歌数首を組み合わせて作曲した「千鳥の曲」「春の曲」「夏の曲」「秋の曲」「冬の曲」の5曲の総称。三味線から離れた純箏曲を意図したもので...
こく‐しゅう【刻舟】
《舟から剣を落とした人が、舟が動くことを考えずに舟端に目印を刻みつけて水中の剣を捜したという「呂氏春秋」察今の故事から》時勢の移り変わりに気が付かないことのたとえ。
ごく‐さり【五句去り】
連歌・連句で、前出の句に用いられた語や事物などを次に用いるときは、5句以上隔てなければならないという決まり。
こくじょう‐じごく【黒縄地獄】
八大地獄の第二。殺生と偸盗(ちゅうとう)を犯した者が落ちる所。熱鉄の縄で縛られ、熱鉄の斧(おの)で切り裂かれるという。
こくさいきょうちょう‐しゅぎ【国際協調主義】
自国の利益のみを追求するのではなく、国際社会の中で諸外国と友好的に協力しながら、課題に対処し、共存していこうという考え方。日本国憲法の基本原理の一つ。