とがくし【戸隠】
長野市北西部の地名。天手力男命(あまのたぢからおのみこと)が投げた岩戸が飛んできた所という。戸隠神社の所在地。
とき【斎】
1 《食すべき時の食事の意》寺などで、食事のこと。インド以来の戒律により午前中に食べるのを正時とし、午後は食すべき時ではない時刻の食の意で非時(ひじ)という。斎食(さいじき)。 2 寺で出す食事...
とおり‐ま【通り魔】
1 瞬間的に通り過ぎて、それに出会った人に災害を与えるという魔物。 2 通りすがりに人に不意に危害を加える者。
とおり‐そうば【通り相場】
世間一般に通用する相場。普通の値段。通り値(ね)。また、一般にそういうものだといわれている評価。「仲介手数料は五分というのが—だ」
トーレス‐デル‐パイネ【Torres del Paine】
チリ南部、マガジャネス州のパイネ山塊にある岩峰群。北から南へ順にトーレモンツィーノ(約2600メートル)、トーレセントラル(約2800メートル)、トーレアゴスティーニ(約2850メートル)という...
と‐かえり【十返り】
1 10回繰り返すこと。じっぺん。「年も六つを—の」〈浄・盛衰記〉 2 《100年に一度という松の開花を10回くりかえす意から》長い年月。「—の霜には朽ちず」〈浄・女護島〉
時(とき)分(わ)か◦ず
季節の区別がない。四季に関係ない。いつの時季でも。「湯の原に鳴く葦田鶴(あしたづ)は我(あ)がごとく妹(いも)に恋ふれや—◦ず鳴く」〈万・九六一〉 「—◦ず降れる雪かと見るまでに垣根もたわに咲け...
ときしり‐がお【時知り顔】
[名・形動]時節をわきまえたという顔つき。また、時を得たのを知りそれを誇るさま。時を得顔。「万(よろず)六波羅様をまねびて—なる」〈樗牛・滝口入道〉
とお‐やまどり【遠山鳥】
ヤマドリの別名。雌雄が山を隔てて寝るというところから、男女が別々に夜を過ごす意にかけて用いる。「冬の夜を羽も交さで明かすらむ—ぞよそにかなしき」〈相模集〉
とくべつさいばい‐のうさんぶつ【特別栽培農産物】
化学合成農薬・化学肥料ともにその地域の慣行レベルの5割以下の使用で栽培した農産物。また、そういう農産物であるという表示。農林水産省のガイドラインによる。特栽。