すまい‐の‐せち【相撲の節】
平安時代、毎年7月に宮中で、諸国から召し集められた相撲人(すまいびと)の相撲を天皇が観覧した行事。初めは7日、のち、大の月は28日・29日、小の月は27日・28日となった。2日前にけいこの内取り...
じょうけん‐はんのう【条件反応】
条件反射と同じく、個体の行動の上に後天的に形づくられる反応。犬に「お手」といって、前足を出したときに限ってえさをやることを続けると、ついには「お手」といっただけで前足を出すようになることなど。
しり‐もち【尻餅】
1 後ろに倒れて尻を地面に打ちつけること。「滑って—をつく」 2 子供の初めての誕生日を祝ってつく餅。初めての誕生日より前に立って歩いた子供は早く家を出て行くといって、この餅を背負わせてわざと倒...
桁(けた)が違(ちが)・う
格段の差がある。「同じ広いといってもこの家の広さは—・う」
クローズド‐サーキット【closed circuit】
1 自動車・バイクなどのレースを行う閉鎖周回路のこと。⇔オープンサーキット。 2 コンサートや演劇、スポーツの試合などが行われている会場の映像を、別の会場の大型スクリーンでリアルタイム上映するイ...
たって
[連語]《格助詞「と」と動詞「いう」の連用形に接続助詞「たって」の付いた「といったって」の音変化》名詞、活用語の終止形、動詞と一部の助動詞の命令形、一部の助詞に付く。上に促音の付いた「ったって」...
うち‐なが・める【打(ち)眺める】
[動マ下一][文]うちなが・む[マ下二] 1 はるか遠くを見渡す。「あれがル、アーヴルの港だといって—・めて居たのである」〈荷風・ふらんす物語〉 2 ぼんやり物を見つめて、物思いに沈む。「火をつ...
一銭(いっせん)を笑(わら)う者(もの)は一銭(いっせん)に泣(な)く
わずかな金額だといって軽視する者は、そのわずかな金額に困ることになる。たとえわずかな金でも軽んじてはいけないという戒め。一円を笑う者は一円に泣く。
糸道(いとみち)があ・く
一人前に三味線・琴などが弾けるようになる。「少しは—・いているのだからといって、三味線も教えてくれた」〈秋声・足迹〉
い‐じょう【異状】
普通とは違う、悪い状態。「これといって—は認められない」「—を呈する」