とき‐かわ・す【解き交はす】
[動サ四]「解き交(か)う1」に同じ。「高麗(こま)錦紐—・し天人の妻問ふ夕(よひ)ぞ我も偲(しの)はむ」〈万・二〇九〇〉
とき‐がし【時貸し】
[名](スル)一時的に金などを貸すこと。当座貸し。
ときがにじむあさ【時が滲む朝】
楊逸(ヤンイー)の小説。中国の民主化運動に参加する二人の若者の挫折と青春を、天安門事件から北京オリンピック前夜の時代を背景に描く。平成20年(2008)発表。同年、第139回芥川賞受賞。
とき‐がね【時鐘】
時刻を知らせるために打ち鳴らす鐘。また、その音。時の鐘。
とき‐がり【時借り】
一時的に金などを借りること。当座の借り。「お島は浜屋から—をして来た金を」〈秋声・あらくれ〉
とき‐きか・せる【説(き)聞かせる】
[動サ下一][文]とききか・す[サ下二]よくわかるように説明して聞かせる。言いきかせる。「諄々(じゅんじゅん)と—・せる」
時(とき)極(きわ)まれば而(すなわ)ち転(てん)ず
《「史記」平準書から》時勢は行き着くところまで行くとやがて転じる。社会は時代によって変化してゆくものだということ。
時(とき)極(きわ)まれば転(てん)ず
⇒時極まれば而(すなわ)ち転ず
ときぎぬ‐の【解き衣の】
[枕]解き衣の乱れやすいことから、「思ひ乱る」「恋ひ乱る」にかかる。「—思ひ乱れて恋ふれども」〈万・二九六九〉
とき‐ぐし【解き櫛】
髪をときほぐすのに使う歯の粗い櫛。