とく‐ごう【得業】
1 僧の学階の称。奈良では、三会(さんえ)の立義(りゅうぎ)を勤め終えた僧の称号。比叡山では、横川(よかわ)の四季講、定心房の三講の聴衆を勤めた僧の称号。 2 浄土宗・真宗の僧の学階で最下級の称。
とく‐ごう【特豪】
「特別豪雪地帯」の略。
とくごう‐しょう【得業生】
古代の学制で、明経・紀伝(文章)・明法・算の各道の学生(がくしょう)から成績優秀の者を選んで与えた身分。一定期間の修学後、試験により修了を認定されて、専門の官職に就いた。
とくごう‐とうげ【徳本峠】
長野県西部、飛騨山脈南部の峠。松本市安曇(あずみ)にあり、標高2135メートル。松本市街から島々(しましま)を経て上高地へ入る登山路が通る。