とっ‐ちゃん【父ちゃん】
子供が父親を呼ぶ語。また、年輩の男性を親しんで呼ぶ語。
とっちゃん‐ぼうや【父ちゃん坊や】
大人でありながら、容貌やしぐさに子供っぽい一面のある人。
とっ‐ちらか・す【取っ散らかす】
[動サ五(四)]《「とりちらかす」の音変化》物をあちこちに散らかす。「部屋を—・したまま出かける」
とっ‐ちらか・る【取っ散らかる】
[動ラ五(四)]《「とりちらかる」の音変化》物があちこちに散らかる。「—・った机の上」
とっちりとん
江戸時代、文化・文政年間(1804〜1830)に流行した俗曲。三味線の前弾きの終わりに「とっちりとん」と弾くところからの名。とっちりとん節。
とっちり‐もん【とっちり者】
酒に酔った人。酔っぱらい。とっちりもの。「—で工左衛門が来たはな」〈滑・浮世風呂・三〉
とっ‐つかま・える【取っ捕まえる/取っ掴まえる】
[動ア下一]「つかまえる」を強めていう語。「こそ泥を—・える」
とっ‐つかま・る【取っ捕まる/取っ掴まる】
[動ラ五(四)]「つかまる」を強めていう語。「犯人が—・る」
とっ‐つき【取っ付き】
1 最初。手初め。「習い事は—が肝心だ」 2 いくつかあるうちのいちばん手前。「角を曲がった—の家」 3 初めて会ったときの印象。第一印象。「—はよくないが、根はいい人だ」
とっつき‐にく・い【取っ付き難い】
[形][文]とっつきにく・し[ク]着手しにくい。親しみがもてない。付き合いづらい。最初に抵抗を感じるさま。「無口で—・い人」⇔取っ付き易い。