ぎゃくてん‐の‐はっそう【逆転の発想】
それまでとは反対の観点から考え出すこと。置かれた悪い状況・状態とは逆の見地から思いつきを得ること。たとえば、安価な品が売れないときに、付加価値のある高価な品を売ることを思いつくなど。
くう‐めい【空名】
実際の価値にそぐわない名だけのもの。虚名。「美とは—のみ、愛とは動物の発作のみ」〈独歩・悪魔〉
クラッド‐こう【クラッド鋼】
性質の異なる異種の金属を圧着した鋼材。めっきとは異なり、合金層によって結合しているため容易に剝がれることはない。安価な炭素鋼を母材として、高価なステンレス鋼やチタンをはり合わせ、耐摩耗性や耐食性...
こくれん‐ぐん【国連軍】
国際連合が国際間の平和と安全を維持するために組織する軍隊。安全保障理事会と国連加盟国との間の協定により編成され、国連の指揮に服する。国際連合軍。UNF(United Nations Forces...
子(こ)を棄(す)つる藪(やぶ)はあれど身(み)を棄(す)つる藪(やぶ)はなし
困窮して子を捨てることはあっても、自分の身を捨て去ることはできない。
郷(ごう)に入(い)っては郷(ごう)に従(したが)え
その土地に住むにはそこの風俗・習慣に従うのが処世の術である。 [補説]「郷に入(い)りては」の音便化であるから、「はいっては」とは読まない。また、「郷に行っては郷に従え」とは書かない。
けれども
[接助]活用語の終止形に付く。 1 確定の逆接条件を表し、内容の矛盾する事柄を対比的に結びつける意を表す。「言うことはりっぱだ—、することはなってない」「年はとっている—、実に活動的だ」 2 ...
君父(くんぷ)の讐(あだ)は倶(とも)に天(てん)を戴(いただ)かず
《「礼記」曲礼上から》君父(主君と父親)の敵とは、一緒に同じ空の下に生きることはせず、あくまでも報復する。
ろくしん‐ごぎょう【六信五行】
イスラム教徒が信ずべき六つの信条と、実行すべき五つの義務。六信とはアッラー・天使・啓典・預言者・来世・予定、五行とは信仰告白・礼拝(サラート)・喜捨(ザカート)・断食(サウム)・巡礼(ハッジ)を...
アーティフィシャル‐リアリティー【artificial reality】
1970年代に米国のマイロン=クルーガーが提唱した、音響や映像によって人工的に作られる現実感。もとはインタラクティブアートの分野で用いられた用語だが、現在はバーチャルリアリティーとほぼ同じ意味で...