とび‐の・く【飛び退く/跳び退く】
[動カ五(四)]飛んでよける。すばやく身をかわしてよける。「水をかけられまいとして—・く」
とび‐の‐もの【鳶の者】
《鳶口(とびくち)を持つところから》土木・建築工事に従事する人。また、その職業。江戸時代は町火消し人足を兼ねた。鳶職。とび。
とび‐のり【飛(び)乗り】
1 飛び乗ること。特に、進行中や出発寸前の乗り物に飛び乗ること。「電車の—」 2 通りすがりの車馬などに乗り込むこと。「—の辻車で四方を推回し」〈紅葉・二人女房〉
とび‐の・る【飛(び)乗る】
[動ラ五(四)] 1 勢いよく身をおどらせて、その上に乗る。「馬に—・る」 2 進行中や出発直前の乗り物に飛びついて乗る。「列車に—・る」 3 急用などのためにあわてて乗り物を使う。「タクシーに...
とび‐はじ【飛び恥】
大量に二酸化炭素を排出するため、環境負荷が大きい飛行機の利用を恥とすること。フライトシェーム。
とび‐はぜ【跳鯊】
ハゼ科の海水魚。全長約10センチ。目は頭の上部にカエルのように飛び出している。体色は黄褐色でかすり状の暗色斑がある。干潟にみられ、胸びれで泥上を跳び歩き、小動物を捕らえる。本州中部以南の河口域に生息。
とび‐はちじょう【鳶八丈】
《もと八丈島で産したところから》鳶色の地に、黄または黒の格子縞のある絹織物。無地のものもある。鳶紬(とびつむぎ)。
とび‐はな・れる【飛(び)離れる】
[動ラ下一][文]とびはな・る[ラ下二] 1 身をおどらせてとびのく。「接触しそうになって—・れる」 2 場所が遠く隔たる。「都会から—・れた地域」 3 程度などがかけはなれている。段違いである...
とび‐は・ねる【飛(び)跳ねる】
[動ナ下一][文]とびは・ぬ[ナ下二]飛んだり跳ねたりする。また、跳ね上がる。「馬が驚いて—・ねる」「喜んで—・ねる」
とび‐ばこ【飛(び)箱/跳(び)箱】
木製の長方形の枠を重ね、最上部に布や皮で覆った台をのせた箱形の体操用器具。走ってきて飛びこえたり、その上で回転したりする。