とび‐かえ・る【飛び返る】
[動ラ四] 1 飛んでもとの所にもどる。また、急いでもどる。「天(あま)飛ぶや鳥にもがもや都まで送り申して—・るもの」〈万・八七六〉 2 石などに当たってはねかえる。「重盛の射向の袖に、はたと当...
とび‐かか・る【飛(び)掛(か)る/跳(び)掛(か)る】
[動ラ五(四)]相手に勢いよくとびつく。おどりかかる。「獲物に—・る」
とび‐かけ・る【飛び翔る】
[動ラ五(四)]空高く飛ぶ。「天空を—・る」
鳶(とび)が孔雀(くじゃく)を生(う)む
⇒鳶が鷹(たか)を生む
とび‐がしら【鳶頭】
鳶の者のかしら。
鳶(とび)が鷹(たか)を生(う)む
平凡な親がすぐれた子を生むことのたとえ。とんびがたかをうむ。鳶が孔雀(くじゃく)を生む。
とび‐きゅう【飛(び)級】
[名](スル)進級・進学の際に、成績の特に優秀である者が例外的に学年や課程を飛びこえて進級すること。
とび‐きり【飛(び)切り】
[名]高く飛びあがって相手に切りつけること。「天狗(てんぐ)—の術」 [名・形動]なみはずれてすぐれていること。最上級であること。また、そのさま。副詞的にも用いる。「—な(の)品」「—すばら...
とび‐ぐち【鳶口】
樫(かし)の棒の先に鳶のくちばしに似た形の鉄製の鉤(かぎ)をつけたもの。火事のときに家屋を壊したり、材木運搬の際にひっかけたりするのに用いる。鳶。
とびくも‐がみ【飛雲紙】
藍(あい)や紫の繊維を雲の飛んでいるように散らして漉(す)き込んだ鳥の子紙。