ドリフト【drift】
[名](スル) 1 漂うこと。流されること。漂流。 2 自動車のコーナリング技術の一。コーナーでハンドルを切るとともにアクセルを踏み、後輪を滑らせて回る方法。 3 物質内の粒子がブラウン運動をし...
酉(とり)の市(いち)の売(う)れ残(のこ)り
醜い女をいう言葉。江戸時代、酉の市の夜は吉原の遊郭も繁昌したが、その夜でさえ売れ残る意からとも、酉の市で売られる、お多福の面のついた熊手の売れ残りの意からともいう。
とり‐が‐なく【鶏が鳴く】
[枕]地名「東(あづま)」にかかる。東国の言葉が鳥のさえずりのようにわかりにくいからとも、鶏が鳴くと東から夜が明けるからともいう。「—東をさして」〈万・四一三一〉
ハヤシ‐ライス
《(和)hashed+riceとも、考案者の名前からともいう》油でいためた牛肉・タマネギ・ジャガイモなどに、ブラウンソースまたはトマトピューレや小麦粉を加えて煮込み、飯にかけた日本独特の洋風料理。
ハンブルク【Hamburg】
ドイツ北部、エルベ川下流に沿う港湾都市。国際的な貿易港として知られ、造船・機械・石油精製などの工業が発達。中世はハンザ同盟の中核として繁栄。19世紀後半から20世紀初頭の様子を伝える倉庫街(シュ...
ひ【灯】
《「火」と同語源》周囲を明るく照らすもの。あかり。ともしび。「窓に—がともる」「町の—」
はんぺん【半平/半片】
《「はんぺい(半平)」の音変化。「半平」は創製者の名とも、その形からの称ともいう》魚肉をすりつぶし、ヤマノイモなどを加えて蒸した練り製品の一。方形・半月形などに作り、白くて柔らかい。おでん・澄ま...
なつ‐びき【夏引き】
《「なつひき」とも》夏に糸をつむぐこと。また、その糸。夏蚕(なつご)の糸、または夏に取った麻の糸をつむぐ意ともいう。「—の手引きの糸の年経ても絶えぬ思ひにむすぼほれつつ」〈新古今・恋二〉
な‐ばかり【名許り】
名目に内容がともなわないこと。形式は整っているが実質がともなわないこと。「公園とは—の小さな空き地」「—管理職」
はま‐ゆみ【破魔弓/浜弓】
1 破魔を射止めるための年占または遊戯用の弓。のち、男児への正月の贈り物ともなり、現在は神社で正月の縁起物として売る。《季 新年》「—や山びこつくる子のたむろ/蛇笏」 2 新築の家の上棟式に、鬼...