とりかえばやものがたり【とりかへばや物語】
平安末期の物語。3巻または4巻。現存本はいわゆる「古とりかえばや」の改作といわれる。作者未詳。権大納言の男君と女君は性質が男女逆なので、男君を女、女君を男として養育されるが、混乱を生じ、もとの姿...
とり‐か・える【取(り)替える/取(り)換える】
[動ア下一][文]とりか・ふ[ハ下二] 1 互いに替える。相手と別のものに交換する。「友達と時計を—・える」「円をドルに—・える」 2 今までのものを別のものに替える。新しいものと交換する。「衣...
とり‐かか・る【取(り)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 手をつける。着手する。「作業に—・る」 2 すがりつく。とりすがる。「手足に—・りて哭(な)き悲しみき」〈記・上〉 3 組みつく。うってかかる。「ものどもに—・りて、つかみ...
とりかがい‐もくてき【図利加害目的】
背任罪の構成要件の一つ。背任罪の行為者が、自己または第三者の利益を図るか、または他人に損害を与えようとすること。未必的認識(そうなるかもしれないという程度の認識)であっても背任罪の要件を満たすと...
とり‐かく・す【取り隠す】
[動サ四]隠す。「御はさみなどやうの物は皆—・して」〈源・夕霧〉
とり‐かげ【鳥影】
飛ぶ鳥の影。鳥の姿。
鳥影(とりかげ)が射(さ)す
鳥の影が壁などに映る。来客のある前触れという。
とり‐かこ・む【取(り)囲む】
[動マ五(四)]まわりを囲む。「ストーブを—・む」 [可能]とりかこめる
とり‐かご【鳥籠】
小鳥を飼うためのかご。
とりか‐ごうちょう【取箇郷帳】
⇒郷帳(ごうちょう)