どうな
《「だくな」の音変化》無益に浪費すること。多く、名詞のあとに付いて用いられる。「手間—」
どう‐ない【道内】
北海道の区域内。⇔道外。
どう‐なか【胴中】
1 からだの胴の中ほどの部分。「覚えずお浪は俊三の—に打ち伏して」〈木下尚江・良人の自白〉 2 物体の中ほどの部分。「飯櫃(おはち)を担出して…—を撫でて見たり」〈紅葉・二人女房〉
どう‐なが【胴長】
[名・形動] 1 からだの他の部分に比べて、胴が長いこと。また、そのさま。「—な(の)人」 2 胸当て・ズボン・靴が続きになったゴム製の衣服。釣り人などが着用。
どう‐な・し【動無し】
[形ク]動揺するようすがない。動じない。「更に例の—・きを、せめて言はれて」〈源・明石〉
どうな‐と
[副]どのようにでも。どうなりと。「—してくれ」〈鏡花・婦系図〉
どう‐なり【胴鳴り】
山や海が鳴動すること。また、その音。雪が降る前触れといわれる。「—を聞いて、雪が遠くないことを知る」〈康成・雪国〉
どうなり‐こうなり
[副]どうにかこうにか。どうやらこうやら。「作の道も少しやりやしたから—まとまってはおりやすが」〈魯文・安愚楽鍋〉
どうなり‐と
[副]どのようにでも。どうとも。多く命令文で用いる。「—自分の思うようにするがいい」
どう‐なん【道南】
北海道南部の地域。函館市などがある。→道央 →道東 →道北