ないし‐の‐すけ【典侍】
内侍司(ないしのつかさ)の次官。もと従六位相当、のち従四位相当。てんじ。
ないし‐せん【内侍宣】
平安時代、勾当内侍(こうとうのないし)が勅命を奉じて宣した文書。内宣。だいしせん。
ないし‐の‐かみ【尚侍】
内侍司(ないしのつかさ)の長官。もと従五位相当、のち従三位相当。天皇に近侍して、奏請・伝宣などをつかさどったが、のちには女御(にょうご)・更衣(こうい)に準じて後宮に列するようになった。しょうじ。
ない‐じ【内示】
[名](スル)《「ないし」とも》非公式に通知すること。「—を受ける」「昇進を—する」
トルコ‐いし【トルコ石】
銅・アルミニウムの燐酸塩(りんさんえん)鉱物。空色ないし青緑色を呈する。三斜晶系。飾り石にする。ターコイズ。トルコ玉。
あずま‐わらわ【東豎子/東孺】
行幸のとき、馬に乗って供をした内侍司(ないしのつかさ)の女官。唐衣(からぎぬ)・裳(も)に指貫(さしぬき)を着用した。姫大夫(ひめもうちぎみ)。姫松。