ないてきたいけん【内的体験】
《原題、(フランス)L'expérience intérieur》バタイユによる哲学的散文。1943年刊。三部作「無神学大全」の第1部に当たる。主要部をなす第2章「刑苦」は1941年から翌年にか...
ないてきどくはく【内的独白】
ジョイスが小説「ユリシーズ」の最終章において、夫の帰りを待つ妻モリーが眠りに落ちるまでの意識の流れの描写に用いた手法。多くの作家が応用し、その技法の革新性を説く評論も多数執筆された。→意識の流れ
泣(な)いて暮(く)らすも一生(いっしょう)笑(わら)って暮(く)らすも一生(いっしょう)
悲しんで暮らしても、愉快に暮らしても、一生は一生だから、愉快に暮らさなければつまらない。
泣(な)いて馬謖(ばしょく)を斬(き)る
《中国の三国時代、蜀(しょく)の諸葛孔明(しょかつこうめい)は日ごろ重用していた臣下の馬謖が命に従わず魏に大敗したために、泣いて斬罪に処したという「蜀志」馬謖伝の故事から》規律を保つためには、た...
泣(な)いても笑(わら)っても
どのようにしてみても。物事が最後の段階にきていることのたとえ。「—卒業まであと一週間だ」
ない‐てん【内典】
《「ないでん」とも》仏教の典籍。⇔外典(げてん)。
ない‐てん【内転】
上肢や下肢を体の正中線に近づける動きをいう。たとえば、休めの姿勢から直立の姿勢になるときに、開いた足を閉じる動きがこれにあたる。→外転
ないてん‐きん【内転筋】
四肢や指などを体の正中線に近付ける働きをする筋肉。大胸筋・大内転筋・拇指内転筋など。→外転筋