しき‐ない【式内】
「式内の社(やしろ)」の略。⇔式外(しきげ)。
しき‐ない【鋪内】
鉱山の坑道の内部。坑内。
如(し)くはな・い
それに及ぶものはない。それが最もよい。「用心するに—・い」
しげ‐な・い
[形]《中世・近世語》よくない。つまらない。「—・いたはむれは、せぬ事ぢゃ」〈虎明狂・若菜〉
しさい‐な・い【子細無い/仔細無い】
[連語] 1 さしつかえない。構わない。「断っても—・いだろう」 2 これといった問題もない。「万事—・く完了した」 3 たわいない。「男(をのこ)しもなむ—・き者ははべるめる」〈源・帚木〉 4...
した‐ない【下内】
表ざたにしないこと。内密。「どうぞ、皆が沙汰なしに—で」〈浄・廿四孝〉
下(した)にも置(お)か◦ない
非常に丁重に扱う。丁寧にもてなして下座(しもざ)に置かない。「—◦ない歓待ぶり」
下腹(したはら)に毛(け)がない
《老いた狼(おおかみ)の下腹には毛がないといわれるところから》大悪人や老獪(ろうかい)な人物をたとえていう。
しだら‐な・い
[形][文]しだらな・し[ク]人の行いや物事の状態などにしまりがない。だらしない。「—・い部屋が汚い洗濯物の間から見えていたり」〈梶井・瀬山の話〉
しつ‐ない【室内】
部屋の中。家の内部。⇔室外。