くたばり‐ぞこない【くたばり損ない】
《「くたばりそこない」とも》死に損なうこと。また、その人。人をののしるときに用いる。死にぞこない。
やり‐そこない【遣り損ない】
《「やりぞこない」とも》やりそこなうこと。失敗。しそんじ。
もの‐ぞこない【物損なひ】
物の情趣をそこなうこと。興をさますこと。「袿(うちぎ)姿にてゐたるこそ、—にてくちをしけれ」〈枕・八三〉
うまれ‐ぞこない【生(ま)れ損ない】
人並みでなく、生まれついたこと。また、人をののしっていう場合に使う。
っこ‐な・い
[接尾]《形容詞型活用》動詞の連用形に付いて、…はずがない、…わけがない、の意を表す。「そんなことを言っても、でき—・い」「彼にはわかり—・い」
さ‐ない【嗩吶】
清楽(しんがく)に用いる木管楽器。ダブルリードの縦笛で、指孔は表7孔、裏1孔。唐人笛。
ぞうさ‐な・い【造作無い】
[形][文]ざうさな・し[ク]手間がかからない。簡単である。また、手軽である。「—・く仕上げる」
おさ‐ない【幼い】
《形容詞「おさなし」の連体形「おさなき」のイ音便から》幼い者。幼児。「—をいだいて出られまして、やい太郎冠者、この子のもりをせいと言はれまする」〈虎寛狂・縄綯〉
おさ‐な・い【幼い】
[形][文]をさな・し[ク]《「長(をさ)無し」の意》 1 年齢が若い。幼少である。いとけない。「息子はまだ—・い」 2 幼稚である。子供っぽい。「考え方が—・い」 [派生]おさなげ[形動]おさ...
じさ◦ない【辞さない】
[連語]《動詞「じ(辞)する」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒辞する4