痛痒(つうよう)を感(かん)じ◦ない
なんの影響も利害も感ぜず、全く平気である。痛くもかゆくもない。「欠員が出てもなんら—◦ない」
杖(つえ)ほどかかる子(こ)は無(な)い
杖のように頼りになる子はいない。わが子といっても、本当に頼りがいのある子はなかなかいないことをいう。
つが‐も‐な・い
[形][文]つがもな・し[ク] 1 道理にあわない。とんでもない。「—・い。詮ないこと、思い出しましたでがす」〈井伏・丹下氏邸〉 2 ばかばかしい。つまらない。「女房くつくつと噴き出し、ああ—・...
つき‐とも‐な・い【付きとも無い】
[形][文]つきともな・し[ク]《近世語》ふさわしくない。不都合だ。つきなし。「節季でもあることか、—・い今日に限り、このやうにせがむのは」〈浄・二枚絵草紙〉
付(つ)きも無(な)・い
1 ふさわしくない。不都合である。 2 ぶっきらぼうである。そっけない。
つぐない【償い】
つぐなうこと。また、そのための金銭や行為。「罪の—をする」
つじ‐あきない【辻商い】
道ばたに商品を並べ、または小さな店を張って商売すること。また、その人。大道店。大道商い。つじうり。
つたな・い【拙い】
[形][文]つたな・し[ク] 1 能力が劣っている。ふつつか。「—・い者ですがよろしく頼みます」 2 運が悪い。「武運—・く敗れる」 3 事を行うのに巧みでない。へたである。「—・い字」「—・い...
つつが‐な・い【恙無い】
[形][文]つつがな・し[ク]病気・災難などがなく日を送る。平穏無事である。「—・く暮らす」「—・く日程を終える」
つま‐くれない【爪紅】
《花で爪を赤く染めたところから》ホウセンカの別名。つまべに。