出(で)る幕(まく)ではな・い
《演劇で、出番ではないの意から》出て何かをしたり、口出ししたりする場面ではない。「個人的な問題だから、第三者の—・い」
でん‐な・い
[形]《「だんない」の音変化。近世上方語》かまわない。「—・い—・い。もう三年ごしといふもの、かした銭じゃ」〈滑・膝栗毛・五〉
とう‐ない【党内】
政党の内部。仲間うち。
とう‐ない【島内】
島のなか。
年甲斐(としがい)もな・い
年齢にふさわしくなく愚かである。「—・く派手なけんかをしてしまった」
年(とし)には勝(か)て◦ない
年を取ると、健康や体力が思うようにならない。「やる気は十分だが—◦ない」
年(とし)に不足(ふそく)はな・い
1 もう十分に年を取っていていつ死んでも不満はない。 2 年齢が若すぎるということはない。「結婚するには—・い」
年(とし)は争(あらそ)え◦ない
老年になると、からだの衰えには勝てない。また、いくら若く見えても、年を取っていることは隠せない。「こんな古い映画を知っているようでは—◦ないね」
とっけ‐も‐な・い
[形]思いもよらない。途方もない。とんでもない。「野ごし山ごし、—・い所へうろたへまする」〈鳩翁道話・一〉
突拍子(とっぴょうし)もな・い
とんでもなく調子はずれである。突飛である。「—・いことを言い出す」