抜(ぬ)き差(さ)しなら◦ない
動きがとれない。のっぴきならない。「—◦ない状況にある」
鼻持(はなも)ちなら◦ない
言語や行動ががまんできないほど不愉快である。「—◦ないきざな男」
聞(き)き捨(ず)てなら◦ない
黙って聞き流すわけにはいかない。「その話は—◦ない」
問題(もんだい)になら◦ない
論議や比較の対象として取り上げる価値がない。話にならない。また、差がありすぎて比較の対象にならない。「こんな案では—◦ない」「対戦相手が初心者じゃ—◦ない」
相撲(すもう)になら◦ない
互いの力の差が大きすぎて勝負にならない。「相手が子供では—◦ない」
馬鹿(ばか)になら◦ない
軽視することができない。ばかにできない。「—◦ない通勤費」
話(はなし)になら◦ない
話すだけの値うちもない。問題にならない。「条件が違いすぎて—◦ない」
ねば‐なら◦ない
[連語]二重否定で意を強める。…する義務・責任がある。…するのが当然である。ねばならぬ。「今日中に帰ら—◦ない」
なければ‐なら◦ない【無ければならない】
[連語] 1 《「なけれ」は形容詞「ない」の仮定形》当然あるべきである。あるに違いない。あることが必要だ。「国家には法律が—◦ない」 2 《「なけれ」は助動詞「ない」の仮定形》…する義務がある。...
まま‐なら◦ない【儘ならない】
[連語]⇒儘(まま)ならぬ