毒(どく)にも薬(くすり)にもならない
害もなく益もない。じゃまにもならないが、たいして役にも立たない。
屁(へ)の突(つ)っ張(ぱ)りにもなら◦ない
何の役にも立たないことのたとえ。「今さら言っても—◦ない」
一文(いちもん)にもなら◦ない
苦労をしても、なんの利益も得られない。「この作業を続けても、—◦ない」
口(くち)が減(へ)らない
口が達者で、理屈を並べて言い返したり、勝手なことを遠慮なくしゃべったりするさま。「ああ言えばこう言う、まったく—やつだ」
腹(はら)の虫(むし)が治(おさ)まら◦ない
腹が立ってがまんできない。「ここで引き下がっては—◦ない」
しまら◦ない【締まらない】
[連語]《動詞「しまる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》態度や顔つきが引き締まっていない。きりっとしたところがない。「にやにやして—◦ないやつだ」「どうにも—◦ない話だ」
はじまら◦ない【始まらない】
[連語]《動詞「はじ(始)まる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒始まる5
あいがなくてははじまらない【愛がなくてははじまらない。】
唯川恵のエッセー集。恋愛をテーマとする。平成13年(2001)に大和書房のホームページ上で連載されたエッセーに加筆し、平成14年(2002)に刊行。
堪(たま)ら◦ない
1 その状態を保てない。「そんなに乱暴に着たら服が—◦ない」 2 感情などをがまんできない。「腹がへって—◦ない」「友だちに会いたくて—◦ない」 3 この上なくよい。なんともいえないほどいい。「...
いたたまら◦ない【居た堪らない】
[連語]《「い(居)」に連語「たま(堪)らない」が付いた「いたまらない」から変化したもの》いたたまれない。「私は妙に—◦ない気持になって来た」〈志賀・暗夜行路〉