ながし‐だい【流し台】
台所にすえつけて、食品・食器を洗ったり、水を流したりする台。
ながし‐つかわ・す【流し遣はす】
[動サ四]流罪に処して配所にやる。「伊豆の大島へ—・さる」〈保元・下〉
ながし‐づり【流し釣(り)】
釣りで、仕掛けを潮や川の流れにまかせて流しながら釣ること。また、その釣り。
ながし‐どり【流し撮り】
[名](スル)動いている物体に合わせて、カメラを移動させながら写す撮影法。追い写し。
ながし‐にわか【流し俄】
祭礼の夜などに、家々の門口や大道などで演じられた俄狂言。
ながしの【長篠】
愛知県東部、新城(しんしろ)市の地名。長篠城址がある。
ながしの‐の‐たたかい【長篠の戦い】
天正3年(1575)三河の長篠城を包囲した武田勝頼の軍と、織田信長・徳川家康の連合軍とが設楽原(しだらがはら)で行った戦い。鉄砲の使用により、連合軍が圧勝した。
ながし‐ば【流し場】
1 浴室や銭湯の体を洗う場所。流し。 2 台所などで洗いものをしたり、洗い水を流したりする所。また、台所。炊事場。
ながし‐ばこ【流し箱】
寒天などを流しこんで固める箱形の器具。
ながし‐びな【流し雛】
3月3日の節句の夕方、川や海に流し去る雛人形。また、その行事・風習。罪やけがれを移して形代(かたしろ)を流したことに由来する。雛送り。雛流し。《季 春》「—冠をぬいで舟にます/誓子」