なきおうじょのためのパバーヌ【亡き王女のためのパバーヌ】
《原題、(フランス)Pavane pour une infante défunte》ラベルのピアノ曲。1899年作曲。パリ音楽院在学中の作品。1910年に自身により管弦楽版に編曲された。→パバーヌ
なき‐おとこ【泣(き)男】
葬式の際に雇われて大声で泣く役目の男。
なき‐おとし【泣(き)落(と)し】
泣くなどして相手の同情を買い、自分の言い分を承知させること。「おどしてだめだと—にかかる」「—戦術」
なき‐おと・す【泣(き)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 泣いたり不幸な身の上を語ったりして、相手の同情を買い、自分の言い分を承知させる。「親を—・して資金を出させる」 2 泣きくずれる。歌舞伎のト書で用いる語。「死骸に取りつき—...
なき‐おんな【泣(き)女】
葬式の際に雇われて大声で泣く役目の女。日本のほか、朝鮮・中国にもある。なきめ。
なき‐かえ・る【泣き返る】
[動ラ四]激しく泣く。泣き入る。「雲路をも知らぬ我さへもろ声に今日ばかりとぞ—・りぬる」〈後撰・雑四〉
なき‐かげ【亡き影】
[連語] 1 死んだ人のおもかげ。また、死者の霊。「—やいかが見るらむよそへつつながむる月も雲がくれぬる」〈源・須磨〉 2 死後。亡き跡。「いかで—にてもかの恨み忘るばかりと思ひ給ふるを」〈源・澪標〉
なき‐かず【亡き数】
[連語]死んだ人の仲間。「—に入る」
なき‐かわ・す【泣(き)交(わ)す/鳴(き)交(わ)す】
[動サ五(四)] 1 (泣き交わす)互いに泣く。泣き合う。「手を取り合って—・す」 2 (鳴き交わす)鳥獣・虫などが、互いに鳴く。「畦(あぜ)でカエルが—・す」
なき‐がお【泣(き)顔】
泣いている顔。また、泣き出しそうな顔つき。泣きつら。「—で謝る」