みやま‐がく・る【深山隠る】
[動ラ四]山に隠れて見えなくなる。「明日よりは—・りて見えずかもあらむ」〈記・下・歌謡〉
ミューティング【muting】
1 音響再生用アンプにおいて、音量調整器を操作することなく、音量を下げること。 2 放送を受信するチューナーで放送局を選局する際に、放送局のないところで発生する雑音を取り去る装置やスイッチ。
み‐ゆず・る【見譲る】
[動ラ四]世話をするのを別な人に頼む。「また—・る人もなく心細げなる御ありさまどもを」〈源・椎本〉
ミラー‐ぎれ【ミラー切れ】
一眼レフカメラで超望遠レンズ(600ミリ以上)を使用する際、ファインダーを覗いた時に視野の上部が見えなくなってしまう現象。レンズの焦点距離が長くなると、カメラ内部の反射鏡(ミラー)全体にレンズか...
ミレトス【Milētos/Μίλητος】
小アジアにあったイオニア人の都市国家。トルコ西部、メンデレス川の河口付近に位置し、エーゲ海に面する港があったが、現在は土砂の堆積により約15キロメートル内陸に位置する。紀元前7世紀以降、黒海沿岸...
ミレトス‐がくは【ミレトス学派】
前6世紀、ミレトスに興ったギリシャ最初の哲学の学派。タレス・アナクシマンドロス・アナクシメネスが代表者。万物の根源を究明する一元論的自然哲学を唱えた。→イオニア学派
みれん‐みしゃく【未練未酌】
同情したり斟酌(しんしゃく)したりすること。多く、打消しの語を伴って用いる。「二匹の馬を、—なく打ちのめしました」〈芥川・杜子春〉
身(み)を抓(つ)・む
わが身をつねって人の痛さを知る。自分に引き比べて人に同情する。「ほどもなく消えぬる雪はかひもなし—・みてこそ哀れと思はめ」〈拾遺・恋一〉
身(み)を持(も)ち崩(くず)・す
品行が悪く、生活がだらしなくなる。「ばくちで—・す」
みんえい‐ぼち【民営墓地】
宗教法人や財団法人が経営する墓地。→公営墓地 →寺院墓地 [補説]購入のための制約はほとんどなく、本人が生前に墓をつくることもできる。