なめ・す【鞣す】
[動サ五(四)]動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品で処理して、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせる。「鹿皮を—・した手袋」 [可能]なめせる
なめ‐す・う【並め据う】
[動ワ下二]並べて据える。「物ども御前に—・ゑ」〈宇津保・蔵開上〉
なめ‐ずり【舐めずり/嘗めずり】
舌で唇などをなめまわすこと。「舌—」「口—」
なめ‐ず・る【舐めずる/嘗めずる】
[動ラ五(四)]舌でくちびるなどを何度もなめる。「舌を—・り—・り言い出した」〈上司・太政官〉
なめた‐がれい【滑多鰈】
ババガレイの別名。
なめ‐たけ【滑茸】
エノキタケの別名。
なめ‐て【並めて】
[副]「なべて」に同じ。「吹く風の—梢にあたるかなかばかり人の惜しむ桜に」〈山家集・上〉
並(な)めてなら◦ず
「なべてならず」に同じ。「—◦ぬ御事は、ゆめゆめおぼし召し留まり給へ」〈延慶本平家・一本〉
なめ‐にんぎょう【嘗め人形】
幼児に、乳首の代わりにしゃぶらせる人形。
なめ‐まわ・す【嘗め回す/舐め回す】
[動サ五(四)]あちこちをなめる。「唇を—・す」