ちゅう‐しゅ【中酒】
1 《酒に中(あた)る意》酒を飲みすぎて体調・気分がすぐれないこと。 2 食事をしながら飲む酒。また、茶の湯の会席で出す酒。「—には古酒を、いやといふほど盛るならば」〈虎明狂・福の神〉
ちゃら‐くら
「ちゃら1」に同じ。「ちゃらくらと」の形で副詞的にも用いる。「あのお方は大の—ぢゃよって油断はならぬぞえ」〈洒・南遊記〉 「いろいろ—とことわりを言ひちらし」〈滑・膝栗毛・五〉
ちゅう‐じょ【誅鋤】
[名](スル) 1 鋤(すき)で掘りおこして雑草を根絶やしにすること。 2 悪人などを殺して絶滅すること。「梗命(こうめい)の者のみ—せらるる御旨意ならば」〈染崎延房・近世紀聞〉
ちゅうしゅう‐の‐めいげつ【中秋の名月】
十五夜の月。陰暦8月15日の夜に見える月で、一年で最も美しいとされ、月見をする。初名月。芋名月。→中秋 →名月 [補説]実際の月齢とのずれが生じて、満月にならない年もある。
ちゅう‐か【中夏】
1 夏のなかば。仲夏。 2 ⇒ちゅうか(中華) 3 国の中央。都。「東風猶いまだ静ならず、—常に危を踏む」〈太平記・一〉
チャオ【(イタリア)ciao】
[感]親しい間柄であいさつに用いる語。おはよう。こんにちは。さようなら。
ちえん‐りそく【遅延利息】
金銭債務の不履行の場合に、弁済期が過ぎたことによる損害賠償として支払わなければならない金銭。延滞利息。
ち‐けい【致景】
この上なくすばらしい景色。絶景。「眺望ならびに—あらん所を選ぶべし」〈連理秘抄〉
ち‐づか【千束】
《「ちつか」とも》千たば。多くのたば。せんぞく。「いろいろ道ならぬ事を書きくどきて—おくりけるに」〈浮・一代男・二〉
ち‐たい【遅滞】
[名](スル) 1 物事の進行がとどこおること。予定どおりに進まないで、期日などにおくれること。「業務が—する」「—なく前進する」 2 債務者が債務の履行期になっても履行せず(履行遅滞)、また、...