さい【鉏】
1 刀や小刀。刃物。「太刀ならば呉(くれ)のま—」〈推古紀・歌謡〉 2 鋤(すき)。「—を作りて此の岡を祭るに」〈播磨風土記〉
理(ことわり)過(す)・ぐ
あたりまえの道理や程度を越える。常識を越える。「なべて世の憂きはならひと思ひこし—・ぎて身を嘆くかな」〈新拾遺・雑中〉
こ‐べん【顧眄】
[名](スル)《「眄」は見回す、または横目で見ること》振り返って見ること。こめん。「他の者の意嚮(いこう)を—しなければならない」〈倉田・愛と認識との出発〉
こま‐ざらい【細杷い】
歯が細く長柄のついた竹または木製・鉄製の熊手。田畑の土を砕いてならしたり、落ち葉などをかき集めたりするのに用いる。このはかき。こまざらえ。
こ‐ぼう【顧望】
[名](スル) 1 振り向いて見ること。「俯仰—する処として惨憺の色ならざるなし」〈独歩・愛弟通信〉 2 あれこれと考えていて、行動に移らないこと。ためらうこと。「是を是とし非を非とし、更に—す...
ごまだら‐かみきり【胡麻斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。触角は体より長い。体色は黒くて光沢があり、背面に白斑が散在する。幼虫は鉄砲虫とよばれ、コナラ・シイ・桑などを食害。《季 夏》
ごびょう‐ルール【五秒ルール】
バスケットボールの時間制限の一。ボールを保持する攻撃側の選手が、パス・ドリブル・シュートのいずれもせずに5秒を超えて持ち続けてはいけない。また、スローイン・フリースローの際は、審判にボールを渡さ...
こま‐にしき【高麗錦/狛錦】
[名]高麗の国から渡来した錦。また、高麗ふうの錦。袋・紐(ひも)や畳のへりなどに用いた。 [枕]高麗の錦で作った紐の意から「紐」にかかる。「—紐解き開けし君ならなくに」〈万・二四〇五〉
小袋(こぶくろ)と小娘(こむすめ)
1 小袋は物があまり入らないようにみえて案外多く入るように、小娘は費用がかからないようにみえて案外かかるの意。 2 小袋はほころびやすく、若い娘は傷つきやすくて目が離せないの意。小娘と小袋は油断...
コピーレフト【copyleft】
公開されたソフトウエアなどについて、利用・再配布・改変の自由を認める思想。さらにその派生物についても、著作権を保持したまま、同等の自由が守られなければならないとする。コピーライトに対する考え方と...