こういき‐れんごう【広域連合】
複数の都道府県、市町村、特別区が共同して構成する特別地方自治体。広範囲に及ぶ観光事業、産業振興、介護保険や、ごみ処理、消防などの業務を連合単位で運営・担当する。独自の長と議会を持ち、国または都道...
こうが【広雅】
中国の字書。10巻。魏の張揖(ちょうゆう)編。「爾雅」にならって19項目に分類し、漢代の学者の注釈などを増補したもの。のち、隋の曹憲が音釈を加えて、「博雅」と改題した。
けん‐きん【兼勤】
[名](スル)本来の役目以外に他の役目をも兼ね勤めること。「一人で色々な化物を—しなくてはならぬ」〈漱石・草枕〉
こうけんこうてい‐の‐きょぎ【後件肯定の虚偽】
仮言的三段論法において生じる虚偽の一。後件を肯定することによって前件をも肯定するところに生じる。例えば、「ある図形が正三角形ならばそれは二等辺三角形である」「その図形は二等辺三角形である」故に「...
こうげん‐れいしょく【巧言令色】
言葉を飾り、心にもなく顔つきを和らげて、人にこびへつらうこと。「—ならざるを愛し」〈織田訳・花柳春話〉
こう‐ご【口語】
1 日常の談話などに用いられる言葉遣い。話し言葉。口頭語。音声言語。⇔文語。 2 明治以降の話し言葉と、それをもとにした書き言葉とを合わせていう。⇔文語。 [補説]明治以前の言葉についても、それ...
こう‐けつ【皎潔】
[形動タリ]白く清らかで汚れのないさま。きょうけつ。「大いなる鵠(くぐい)の、—雪の如くなるが」〈鴎外訳・即興詩人〉 「今日よりは—と遊ぶならん」〈庵の記・行往〉
こうじ‐そうたつ【公示送達】
民事訴訟法で、送達しなければならない書類をいつでも交付する旨を、一定期間、裁判所の掲示板に掲示することによって送達の効果を生じさせる方法。当事者の住居所が不明のとき、または外国で嘱託送達のできな...
ごう‐ご【合期】
1 間に合うこと。「長久の焼亡に、少納言経信出だし奉らんと欲す。火盛んにして—せず」〈禁秘抄・上〉 2 思うようになること。「あまりに苦しく—ならず」〈義経記・八〉
こう‐けん【後件】
「もしsがpならば、QはRである」という形式をとる仮言的判断において、「QはRである」の部分をいう。⇔前件。