ぎこ‐ぶん【擬古文】
古い時代の文体にならって書いた文章。特に、江戸中期から明治時代にかけて、国学者などが、主に平安時代の和歌や仮名文を模範にして書いた文章をいう。
ぎしょう‐ざい【偽証罪】
宣誓した証人が、法廷などで虚偽の陳述をする罪。刑法第169条が禁じ、3か月以上10年以下の懲役に処せられる。 [補説]自らの記憶と違うことをあえて述べると罪になるが、記憶違いなどで事実と異なるこ...
ぎ‐む【義務】
1 人がそれぞれの立場に応じて当然しなければならない務め。「—を果たす」⇔権利。 2 倫理学で、人が道徳上、普遍的・必然的になすべきこと。 3 法律によって人に課せられる拘束。法的義務はつねに権...
ぎむ‐きょういく【義務教育】
法律に基づいて、国民がその保護する学齢児童・生徒に義務として受けさせなければならない普通教育。現行の学校教育法では、小学校・中学校の9年間の教育。
ぎゃく【逆】
[名・形動] 1 物事の順序・方向などが反対であること。また、そのさま。さかさま。「立場が—になる」「—コース」⇔順。 2 論理学で、ある命題の主語と述語を換位して得られる命題。「pならばqであ...
ぎょ【御】
[常用漢字] [音]ギョ(漢) ゴ(呉) [訓]おん お み 〈ギョ〉 1 (「馭」と通用)馬を手なずけて操る。「御者」 2 扱いにくいものをうまくならす。コントロールする。「制御」 3 人民...
ぎょ【馭】
[音]ギョ(漢) 1 馬を操る。「馭者」 2 うまくならす。治める。「統馭」 [補説]「御」と通用する。
ぎょう‐こう【僥倖】
[名](スル) 1 思いがけない幸い。偶然に得る幸運。「—を頼むしかない」「—にめぐりあう」 2 幸運を願い待つこと。「生死の境の中に生きることを—しなければならない運命」〈有島・生れ出づる悩み〉
ぎょうむ‐さいがい【業務災害】
労働者が業務の遂行中に受けた負傷・疾病・死亡などの災害。使用者は過失の有無にかかわらず災害補償をしなければならない。
ぎょくへん【玉篇】
中国の字書。30巻。梁(りょう)の顧野王(こやおう)撰。543年成る。「説文解字(せつもんかいじ)」にならって、字数を大幅に増加した部首分類体の字書。のち、唐の孫強が増補し、宋の陳彭年らが勅命に...