ふん‐うん【紛紜】
《連声(れんじょう)で「ふんぬん」とも》 [名](スル)物事の入り乱れていること。事がもつれること。また、その乱れ。もめごと。ごたごた。「徒らに事件を—させとる愚な芝居だと」〈滝井・無限抱擁〉...
ペキン【北京】
中華人民共和国の首都。華北平原の北部に位置し、中央政府直轄市。遼・金・元・明・清の都として繁栄。明代になって北京となり、1928〜1938年は国民政府が成立して北平(ペイピン)とよばれた。旧内城...
ぼく‐しょう【乏少】
[名・形動ナリ] 1 とぼしく少ないこと。また、そのさま。「所従なども—なりけり」〈平家・三〉 2 貧乏なこと。また、そのさま。「—の藤太とて、いと貧しき者侍り」〈伽・福富長者〉
へん‐こ【偏固】
[名・形動ナリ]心がかたよって、頑固なこと。また、そのさま。偏屈。「ただ無智無分別にして正直—のものなり」〈奥の細道〉
ベンガルール【Bengaluru】
インド南部、カルナータカ州の都市。同州の州都。デカン高原の標高約920メートルに位置する。17世紀にマイソール藩王国の都となり、19世紀に英国の直接支配により、軍事・行政の拠点が置かれた。その影...
へら‐へいとう【平平等/平等平等】
[形動ナリ]《「平等」を「へら」と読み「平等(へいとう)」と重ねたものか》すべて一様であるさま。いっしょくた。「なりったけ—にやっつける」〈柳多留・一六〉
そ・す【蘇す/甦す】
[動サ変]生き返る。よみがえる。「身体の死するは霊魂の去るなり、其—・するは霊魂の返るなり」〈田口・日本開化小史〉
す‐もり【巣守/毈】
1 孵化(ふか)しないで巣の中に残っている卵。すもりご。「—になりはじむるかりのこ、御覧ぜよとて奉れば」〈宇津保・藤原の君〉 2 あとに取り残されること。また、その人。るすばん。「ただ一人島の—...
そうば‐かくげん【相場格言】
相場に関する格言。「辰巳天井」「見切り千両」「もうはまだなり、まだはもうなり」など。
かいがい‐し・い【甲斐甲斐しい】
[形][文]かひがひ・し[シク] 1 動作などがいかにも手ぎわよく、きびきびしているさま。「—・く立ち働く」「—・いエプロン姿」 2 骨身を惜しまずに仕事に打ち込むさま。けなげだ。「—・く看病す...