な
[感]「なあ」に同じ。「—、わかっただろう」
な
[助動] 断定の助動詞「だ」の連体形。
1 断定の助動詞「なり」の連体形「なる」の音変化「なん」の、撥音の無表記。→ななり →なめり →ならし 2 《中世語》断定の助動詞「なり」の連体形「...
な
[終助] 1 動詞・動詞型助動詞の終止形、ラ変型活用語の連体形に付く。禁止の意を表す。「油断する—」「まだ帰る—」「かの尼君などの聞かむに、おどろおどろしく言ふ—」〈源・夕顔〉 2 《補助動詞...
な
[接尾]時を表す名詞に付いて、並列するのに用いる。「朝—朝—」「朝—夕—」
な
[接尾]《上代語》人を表す名詞に付いて、親愛の意を添える。「せ—」「いも—ろ」
な【七】
ななつ。なな。しち。物の数を声に出して数えるときに用い、「なあ」となることが多い。「いつ、む、—、や」
な【何】
[代]「なに」の音変化。または「なん」の撥音の無表記。「あなうたてや、こは—ぞ」〈源・宿木〉
な【儺】
疫鬼を追い払う行事。追儺(ついな)。鬼遣らい。「晦日(つごもり)の日になりて、—といふもの試みるを」〈かげろふ・上〉
な【南】
⇒なん
な【名】
1 ある事物を他の事物と区別するために、それに対応するものとして与える、言語による記号。名前。 ㋐一般に、その事物の呼び方。「人と—の付く生き物」「花の—」 ㋑ただ一つしか存在しないものとしての...