たい‐ばん【胎盤】
子宮内にあって、胎児と臍帯(さいたい)によってつながり、母体との物質交換を仲介する海綿状・盤状の器官。胎児の娩出(べんしゅつ)のあと脱落する。
たい‐ほ【台輔】
古代中国で、三公の位にあって天子を補佐し、百官を統率する者。
だい‐ほんざん【大本山】
総本山の下にあって、その宗派に属する末寺を統轄する寺。
せん‐せい【潜勢】
内にあって外に現れない勢力。
せんこつ‐てい【仙骨底】
仙骨の上端に位置する第1仙椎の上面。前縁に岬角(こうかく)と呼ばれる突出部がある。椎間板を介して第5腰椎と連結する。→仙骨尖(せん) [補説]仙骨は上端を底辺とする逆三角形をしているため、上方に...
ち‐けじ【知家事】
《「ちけいじ」とも》 1 親王家・摂関家および公卿の家などの政所(まんどころ)の職員の一。別当の下にあって、家務の処理に当たった。ちかじ。 2 鎌倉幕府の政所の職員の一。案主(あんじゅ)とともに...
じん‐の‐ざ【陣の座】
左右の近衛府の陣内にあって、大臣以下の公卿が列座し、神事・節会(せちえ)・任官・叙位などの公事(くじ)を議した場所。陣。仗座(じょうざ)。陣頭。
心頭(しんとう)を滅却(めっきゃく)すれば火(ひ)も亦(また)涼(すず)し
無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。甲斐恵林寺の快川紹喜が織田信長に攻められ火をかけられた時に、こ...
しんようわかしゅう【新葉和歌集】
南北朝時代の準勅撰和歌集。20巻。宗良(むねなが)親王撰。弘和元=永徳元年(1381)成立。歌数約1420首。元弘(1331〜1334)以来の南朝方の撰歌集。逆境にあって、悲憤の感慨を詠んだ歌が多い。
しんぞう‐べんまく【心臓弁膜】
心臓内にあって血液の逆流を防ぐ弁膜の総称。哺乳類では三尖弁(さんせんべん)(右房室弁)・肺動脈弁・僧帽弁(左房室弁)・大動脈弁の四つがある。